肌のかゆみ

気温が低くなり、空気が乾燥してくると、肌も乾燥してしまいます。
足や腕、背中の皮膚がカサカサに乾燥して敏感になり、体が温まるとかゆくなります。

このかゆみは、皮膚に潤いを与えていた水分や油分が少なくなり、角質細胞のバリア機能が
低下するため、外部の刺激に敏感になることで起こります。

かゆみをそのままにしておくと、無意識のうちにかいてしまい、皮膚が傷ついたり、
湿疹になってしまう場合もあります。

乾燥肌が気になったら、保湿クリームを塗って保湿をしましょう。
朝と夜に1回ずつ、保湿クリームを薄く塗るだけで効果があります。
夜は入浴後に行えば、肌は水分で潤っているので効果倍増。

保湿クリームの種類はたくさんありますが、血行促進効果のあるビタミンE、
角質化に効果のある尿素などが入ったものを選ぶようにしましょう。

また、部屋の湿度は60パーセントが理想的。
加湿器などを有効に使って、乾燥を防ぎましょう。

■ビタミン
ビタミンには血行改善、水分・油分補給の効果あり。
全身の肌荒れに塗ることができます。

■尿素
尿素には皮膚の角質化を溶解する効果あり。
尿素が20パーセント以上含まれているものがオススメ。
肘、膝、かかとなどの角質化に塗ることができます。
皮膚の薄いところは避ける。

■非尿素
非尿素の保湿クリームには、かゆみ、皮膚炎、湿疹などを改善する効果あり。
全身のかゆみに対して塗ることができます。